お品書き
佐渡産(新潟米)
世界文化遺産「佐渡島の金山」の発展と農業 豊かな植生に恵まれた自然あふれる佐渡島は、古くから鉱物資源にも恵まれ、江戸時代には日本最大の金銀山として繁栄しました。鉱山を中心にしたまちづくりによる人口急増に伴い、食糧需要に対応するための新田開発が行われ、海沿いや、海岸段丘の上から山間部深くまで耕す佐渡独特な棚田の風景を作り上げました。 |
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「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を導入した米づくり かつて佐渡の里山には野生の朱鷺が生息していましたが、乱獲や餌場の減少により姿を消してしまいます。 そこで佐渡市は2007 年に「朱鷺と暮らす郷づくり認証制度」を立ち上げ、トキの餌場確保と生きものにやさしい米づくりに取り組み、多くのトキを佐渡の空に復活させました。田んぼの生態系に配慮した「生きものを育む農法」の取組みや棚田などの美しい景観、昔から受け継がれている伝統的な農文化が評価され、「トキと共生する佐渡の里山」として、2011 年に日本で初めて世界農業遺産に認定されました。 |
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