マイスターのオススメ理由
夏の猛暑にも負けない品種を目指して、鳥取県農業試験場が30年もの歳月をかけて開発し、2018年に誕生した品種。コシヒカリの子孫にあたる「ゆめそらら」を幾度もかけて交配し、コシヒカリのおいしさはそのままに、倒れにくく高温に強いお米です。
見た目が透き通っており、 美しい星空が自慢の鳥取県で生まれた「星のように輝くお米」であることから命名されました。
通常の品種育成は両親を選んで一回だけ交配する方法が主流ですが、「強くて味の良い品種」はなかなか生まれないという課題がありました。そこで病気に強い遺伝子を持つ「ササニシキBL1号」を母親、「コシヒカリ」の系譜である両食味の「ゆめそらら」を父親として交配。その子供に「ゆめそらら」を、さらにその子供に「ゆめそらら」を・・・と、5年かけて同じ父親(良食味品種)を交配する「戻し交配育種」という方法で品種改良を行い、「病気にも強く味の良い品種」が生まれました。
2022年の米の食味ランキングで初めて特Aを取得、生産者と関係団体が一体となって食味品質の向上に取り組んできたことが実を結びました。
ごはんのツヤが際立つ炊きあがりで、適度な粘りがあり、噛むと一粒一粒に弾むような「粒感」があります。水を抱き込む量が多いため、冷めても食感が変わらずおいしく召し上がれます。
粒立ちがしっかりしていて、噛んだ時の弾むような食感とでんぷんの甘みが特徴であることから、焼肉のお供の白飯にもおすすめです。お米とタレが絶妙に絡み合いお互いの味わいを引き立てます。
農産物検査証明
鳥取県産 星空舞 令和6年産 1等